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Whitening Note

ホワイトニングができない人とは?虫歯や子どもはできる?

ホワイトニングができない人とは?虫歯や子どもはできる?
医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
監修者 歯科医師 永橋克史 ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
監修者 歯学博士 高田耕司 日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
監修者 歯学博士 加瀬武士 ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前
歯科のホワイトニングは、歯を白くする効果が高い一方で、刺激性が強い薬剤を使用することから、施術できない場合もあります。また、歯科のホワイトニングであっても白くできない歯もあります。今回は、そのような「ホワイトニングできない人」「ホワイトニングできない歯」について詳しく解説するとともに、歯科のホワイトニングができない場合の対処法もご紹介します。

 

ホワイトニングできない人とは?

 

次に挙げるような人は、原則として歯科医院のホワイトニングができない、もしくは歯科医院でホワイトニングの施術をしても適切な効果が期待できないといえます。

 

テトラサイクリン歯の人

 

テトラサイクリンは抗生物質の一種で、歯が形成される時期に大量に服用すると歯の変色や着色、エナメル質の形成不全などを引き起こします。永久歯の広範囲にわたって黄ばみや縞模様の変色が認められる「テトラサイクリン歯」は、歯科のホワイトニングで改善することは困難です。

 

ただ、テトラサイクリン歯は、一昔前まで歯科医院の治療現場でもよく見られましたが、最近は目にすることも少なくなりました。テトラサイクリンによる歯の黄ばみを避けるために、妊娠期や乳幼児期の抗生物質を他の薬剤で代用するようになったからです。

 

ホワイトスポットの人

 

ホワイトスポットとは、歯の表面に現れる部分的な白いシミです。専門的には「白斑(はくはん)」「白濁(はくだく)」と表現され、エナメル質の形成不全や初期の虫歯が原因となって現れます。

 

前者の場合は、歯が生えた時期から存在しており、後者はある日、突然現れる症状です。どちらも歯科のホワイトニングで改善することはできません。

 

歯の神経が死んでいる人

 

転んだ際に歯を強く打つと、歯の神経が死んでしまう場合があります。

 

専門的には「歯髄(しずい)の失活(しっかつ)」と呼び、時間の経過とともに歯が黒く変色していきます。これは歯髄を構成する神経や血管が分解され、歯質に沈着していくためです。一般的な歯の着色とは異なり、歯の内側から黒くなっているので、標準的な歯科のホワイトニングでは効果が見込めません。

 

「ウォーキングブリーチ」と呼ばれる歯の内側に薬剤を設置して歯を白くする施術は可能ですが、対応している歯科医院は一部に限られます。

 

虫歯・歯周病にかかっている

 

冒頭でも述べたように、歯科のホワイトニングでは比較的刺激の強い薬剤を使用します。歯科のホワイトニングの薬剤は、衣類の洗濯にも使用する「過酸化水素」という漂白剤が主成分となっており、虫歯や歯周病がある状態では安全に施術することは困難です。

 

ホワイトニングを行う前には必ず歯科医師によるお口の中の診査が行われますが、それは虫歯や歯周病になっていないかを調べているのです。

 

妊娠中の女性

 

妊娠中の女性は、原則としてホワイトニングの対象外となります。歯科のホワイトニングで使用する薬剤は、厚生労働省の認可を受けており、施術も規定通りに進めることで安全を確保できるものの、妊娠期の胎児への影響については不安が残ります。そこで、万全を期して妊婦さんへのホワイトニングを行うことは、まずありません。

 

永久歯が生えそろっていない人

 

ホワイトニングは、妊婦さんだけでなく子どもにも行うことはありません。ただし、国が厳格な年齢制限を設けているわけではないため、歯科医院それぞれで「18歳以上」「20歳以上」などと設定が異なります

 

永久歯列が完成すればホワイトニングによる歯への影響は大人と変わらなくなるケースもあり、高校生くらいでホワイトニングを実施する場合もあります。そこの判断は、歯科医師に委ねられる部分です。

 

歯にひびが入っている人

 

歯の表面にひびが入っていると、そこからホワイトニング剤がしみ込んでいき、歯の神経を刺激します。

 

亀裂が深いケースでは、歯が「キーン」としみる知覚過敏の症状だけでなく、歯の神経に炎症をもたらす歯髄炎(しずいえん)を誘発することもあるため、歯にひびが入っている人もホワイトニングすることはできません。

 

知覚過敏の症状がある人

 

歯が「キーン」としみる知覚過敏の症状が日常的に認められる人も、ホワイトニングは控えたほうが良いでしょう。歯科医院で行うオフィスホワイトニングでは、健康な歯の人でも知覚過敏が起こるリスクがあります。

 

日常的に知覚過敏が認められる人は、ホワイトニングによってより強い症状が現れ、場合によっては歯髄炎を引き起こすこともあるため要注意です。

 

無カタラーゼ症の人

 

カタラーゼとは、過酸化水素を水と水素に分解する酵素です。刺激の強いホワイトニング剤(過酸化水素)を無害化できる物質で、正常な人の体には必ず存在しています。

 

そのようなカタラーゼがつくられない「無カタラーゼ症」の人は、過酸化水素を使ったホワイトニングを受けることはできません。トラブルが起こった際に、体へ深刻なダメージが及びかねないからです。

 

ただ、ホワイトニングサロンで提供されているセルフホワイトニングのような、過酸化水素を用いていない施術法であれば、無カタラーゼ症の人でも問題なく受けられる場合もあります。HAKARAセルフホワイトニングであれば、刺激の少ない薬剤を使用しているので安心です。

 

治療をすればホワイトニングできる人とは?

 

ここまで、ホワイトニングできない人・ホワイトニングの効果が見込めない人をご紹介してきましたが、この中には適切な治療を受けることでホワイトニングできるようになる人もいます。

 

虫歯・歯周病にかかっている人

 

虫歯や歯周病にかかっている人は、それらの治療を受けることでホワイトニングができるようになります。症状によっては少し時間がかかるかもしれませんが、歯を美しく、健康的にするためにも、まずは病気から改善していきましょう。

 

歯にひびが入っている人

 

歯の表面のひびは、コンポジットレジンなどで修復できます。薬剤が歯質内部へと流れ込まない状態にすることで、ホワイトニングが可能となります。

 

知覚過敏の症状がある人

 

知覚過敏の症状は、いろいろな方法で治療が可能です。軽度の知覚過敏は、フッ化物ジェルや専用の薬剤を歯に塗布することで徐々に改善していきます。歯茎が下がって象牙質が露出したり、外傷で歯が欠けたりすることで知覚過敏が生じている場合は、コンポジットレジンによるコーティングや修復を行う場合もあります。

 

重度の知覚過敏は歯の神経を抜かなければなりません。歯科医院での治療で知覚過敏が解消されれば、ホワイトニングが可能となる場合も多くあります。

 

ホワイトニングできない場合の対処法

 

歯科医院でホワイトニングできないと言われた場合は、原因に応じて対処法が異なります。

 

必要な治療を受ける

 

ホワイトニングできない原因を治療で取り除ける場合は、それらを優先してください。上述した、虫歯・歯周病にかかっている人、歯にひびが入っている人、知覚過敏の症状がある人ですね。

 

被せ物の治療を受ける

 

ホワイトニングできない、もしくはホワイトニング効果が見込めないケースでは、被せ物を装着することで歯の色を改善できます。前歯であれば、セラミック製のチップを貼り付ける「ラミネートベニア」が有効です。セラミッククラウンなら歯の色だけでなく、形や大きさ、ちょっとした歯並びの乱れまで整えられます。

 

セルフホワイトニング

 

無カタラーゼ症の人をはじめ、過酸化水素や過酸化尿素による刺激がリスクでホワイトニングできない人は、セルフホワイトニングを選択すると良いでしょう。

 

一般的なホワイトニングサロンで提供されているセルフホワイトニングには、過酸化水素・過酸化尿素が使用されていません。 HAKARAセルフホワイトニングなら、歯科医院のホワイトニングと同じメカニズムで歯を白くするので、5,000円前後の料金で歯科医院のホワイトニングと同様の効果が得られます。

 

HAKARAセルフホワイトニングには、JR各線「池袋駅」南改札から徒歩1分のHAKARAセルフホワイトニングEsola池袋店、「渋谷駅」ハチ公口から徒歩4分のHAKARAセルフホワイトニング渋谷モディ店、東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」A4口から徒歩1分のHAKARAセルフホワイトニング新宿マルイ本館店、「溝の口駅」から徒歩3分のHAKARAセルフホワイトニングマルイ溝口店などの店舗があります。

 

まとめ

 

このように、歯科医院のホワイトニングには、できる人とできない人がいます。特に永久歯が生えそろわない子どもは、ホワイトニングを避けるようにする点には注意しましょう。今回、取り上げたケース以外でもホワイトニングできない場合もあるため、歯科医院でホワイトニングの施術を受ける際には、問診等にきちんと答えることが重要です。

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