ホワイトニング歯磨き粉の選び方は?人気の5品を徹底解説


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今回は、ホワイトニング歯磨き粉の選び方を解説するとともに人気の5商品について詳しく説明します。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方
歯の汚れに関する悩みは、人によって異なります。おそらく最も多い悩みは歯の黄ばみですが、歯の白いシミが気になったり、汚れや口臭を予防したかったりする人もいらっしゃることでしょう。
最近では、そうした歯の悩みに応じたホワイトニング歯磨き粉が販売されています。それらには、悩みを解消するための成分が配合されていますので、自分の悩みを解決してくれる成分に注目してホワイトニング歯磨き粉を選ぶことが大切です。そこで、ここからは、悩み別に効果のある成分をご紹介します。
歯の黄ばみを改善したい
ポリリン酸ナトリウム
歯の黄ばみは、主に「ステイン」(歯の外側についた着色汚れ)と呼ばれるもので、コーヒーや紅茶、赤ワインなどを常飲している人に現われやすい汚れです。そうした食品由来のステインに対しては「ポリリン酸ナトリウム」が有効で、汚れを浮かして落とす作用が期待できます。
「ポリビニルピロリドン(PVP)」という名前の成分もほぼ同じ働きがありますので、歯の黄ばみを効率よく落としたい方は成分表示をチェックしてみましょう。
歯の白いシミが気になる
フッ化ナトリウム
歯の白いシミは、汚れではありません。一見すると汚れているように見えますが、歯ブラシでいくら頑張って磨いても、取り除くことは不可能です。なぜならその白濁は、歯の内部のミネラルが溶け出して現れる色調の異常だからです。白いシミを取り除くには、歯を削らなければなりませんが、「フッ化ナトリウム」が配合されているホワイトニング歯磨き粉を使うと、多少は症状を改善できます。
フッ素濃度は、できるだけ高いものを選ぶようにしましょう。日本では現在、歯磨き粉に1,500ppmまでフッ素を配合できますが、現実的には1,450ppmが最大となっています。ちなみに、歯科医院で受けられるフッ化物の歯面塗布には9,000ppmのフッ素が配合されています。
タバコのヤニを落としたい
ポリエチレングリコール400
タバコを吸っている人は、煙に含まれるヤニが歯に沈着して黄ばみが目立つようになります。この黄ばみは、食品由来のものより粘着性が高く、除去するのはなかなか困難です。ポリリン酸ナトリウムだけでは十分な効果が得られない可能性が高いため「ポリエチレングリコール400」が含まれたホワイトニング歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。歯の白さや美しさは維持したいけれど、タバコはどうしてもやめられないという方におすすめの成分です。
汚れの付着を予防したい
ハイドロキシアパタイト
歯の黄ばみが生じる食習慣を改めたり、歯磨きの方法を見直したりすることで汚れの付着はある程度、防止できます。そこで、歯磨き粉にも、たとえば、ホワイトニングサロンで一度白くなった歯を維持するような効果があれば助かると思う方もいるのではないでしょうか。そのような方は、「ハイドロキシアパタイト」に注目してください。
ハイドロキシアパタイトは、歯を構成する成分そのものであり、歯面についた傷を修復し、汚れが付きにくい状態を維持しやすくなります。
口臭も予防したい
塩化セチルピリジニウム/イソプロピルメチルフェノール
ホワイトニング歯磨き粉の中には、黄ばみを改善するだけでなく、臭いも予防してくれる製品があります。そうした口臭予防は、「塩化セチルピリジニウム」(CPC)や「イソプロピルメチルフェノール」(IPMP)といった成分に期待することができます。これらには強い殺菌作用があり、口臭の原因となる物質の産生を抑制してくれます。歯周病菌などの数が減れば、お口の病気のリスクも減少します。
おすすめのホワイトニング歯磨き粉5選
ここからは、歯を白くしたい人に人気のホワイトニング歯磨き粉を5つについて詳しくご説明します。
ポリグリン(ハカラ)オーラルローション
ポリグリン(ハカラ)オーラルローションは、いわゆる“液体歯磨き”です。口の中に含んで、有効成分を口内全体に行き渡らせた上で歯磨きをします。ステインを効率よく取り除ける【ポリリン酸ナトリウム】と殺菌作用や口臭予防に寄与する【塩化セチルピリジニウム】が配合されているホワイトニング歯磨き剤です。研磨剤が含まれていないため、磨き過ぎて歯を傷つけるようなリスクはありません。
また、アルコールや着色剤、漂白剤が不使用であるので、たいへん安全です。
ポリグリン(ハカラ)ホワイトニングEX
ポリグリン(ハカラ)ホワイトニングEXは、【ポリリン酸ナトリウム】が配合されたホワイトニング歯磨き粉です。食品による歯の黄ばみを落とすのに重宝する商品です。グリチルリチン酸ジカリウム(G2K)という成分が、歯茎の腫れや出血を抑えるので、歯周病の症状改善にも役立つでしょう。ポリグリン(ハカラ)オーラルローションと同様、研磨剤、漂白剤、着色剤、アルコールが一切含まれていない点も高く評価できます。
ジェル状の薬剤を歯ブラシに塗布して、ブラッシングする商品です。
ソーシャルテックブレスマイルクリア
ソーシャルテックブレスマイルクリアには、【ポリエチレングリコール400】が配合されており、タバコのヤニによる黄ばみの改善効果が高いです。もちろん、コーヒーや紅茶による黄ばみにもホワイトニング効果が期待できます。とにかく、しつこい歯の着色汚れを落としたいという人におすすめです。
アパガードmプラス
アパガードmプラスには、汚れの再付着を防止する【ハイドロキシアパタイト】が配合されています。厳密には「薬用ハイドロキシアパタイト」と呼ばれる独自開発した成分が含まれており、歯の細かい傷を修復する作用が期待できます。歯にツヤと輝きを与える「加水分解コンキオリン液」が含まれている点もこの製品の特長のひとつです。
ライオンブリリアントモア
歯の白いシミを改善したい人に人気なのがライオンブリリアントモアです。歯の内部で溶け出したミネラルを元に戻す作用が期待できる【フッ化ナトリウム】が1,450ppm配合されています。着色汚れを浮かせて落とすピロリン酸ナトリウムも含まれており、歯の黄ばみの改善にも役立ちます。
まとめ
ホワイトニング歯磨き粉と呼ばれる商品には、それぞれに異なる有効成分が含まれており、期待できる効果も違ってきますので、まずは自分がどのような悩みを抱えているのかを整理してみることが大切です。ホワイトニング歯磨き粉に求める効果が明確になれば、自ずと購入するべき商品も決まってきます。
ホワイトニング歯磨き粉のパッケージの成分表を確認しながら、自分に合った製品を選んでください。
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