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舌ブラシの正しい使い方とは?歯科医師おすすめ舌ブラシ5商品

舌ブラシの正しい使い方とは?歯科医師おすすめ舌ブラシ5商品
医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
監修者 歯科医師 永橋克史 ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
監修者 歯学博士 高田耕司 日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
監修者 歯学博士 加瀬武士 ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前
舌ブラシの種類や正しい使用方法、舌磨きの際に注意すべきことなどをご存知でしょうか。口腔ケアというと、歯のブラッシングに意識がいきがちですが、舌にもケアが必要です。舌の表面を舌背(ぜっぱい)と呼び、そこには歯面よりもたくさんの汚れがたまるからです。そこで今回は、舌のケアに不可欠な舌ブラシの使い方や注意点について詳しく解説するとともに、おすすめの舌ブラシもご紹介します。

 

舌ブラシが必要な理由

 

舌ブラシによるブラッシングが必要なのは、次に挙げるような理由があるからです。

 

舌にも汚れがたまる

 

舌を鏡でチェックしたときに、白くてザラザラしていたら、汚れがたまっている証拠です。その汚れは、専門的には「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるもので、不潔であるほど白さが際立ってきます

 

舌の汚れが口臭の原因になる

 

ご自身の口臭が気になる方は、まずお口の中をチェックしましょう。歯と歯との間や、歯と歯茎の境目に歯垢や歯石がたまっている場合は、それらが口臭の原因である可能性が高いです。舌の表面に白い汚れがたまっている場合は、舌苔が口臭の原因になっているかもしれません。

 

舌の表面には食べかすが停滞しやすいので、口臭の原因となるような食品を口にしたあとは、とくに注意が必要です。

 

舌は虫歯菌などの温床になる

 

舌の表面の白い汚れである舌苔は、歯垢であるプラークと成分がほぼ同じです。つまり、その実体は細菌の塊で、虫歯菌や歯周病菌、真菌の温床となっています。そのような舌の汚れを放置していたらどうなるのかは言うまでもないでしょう。虫歯や歯周病のリスクが上昇するだけでなく、口内炎や風邪にもかかりやすくなります。

 

舌ブラシの種類と使い方

 

舌の表面の汚れは、「舌ブラシ」と呼ばれる専用の器具でケアする必要があります。舌ブラシの種類にはどのようなものがあり、どのように使えばよいのかについて説明します。

 

舌ブラシの種類

 

舌ブラシの種類は、「ブラシ型」と「ヘラ型」の大きく2つに分けられます。

 

■ブラシ型

ブラシ型は、文字通り器具の先端にブラシが付いています。舌ブラシは、舌の表面をお掃除する器具で、ブラシの部分が円形や楕円形に面積が広く作られているのが大きな特徴です。舌の表面には、たくさんの溝が存在していますが、ブラシ型なら溝部分にも毛先が入り込むため、舌苔などを効率よく落とせます。

 

■ヘラ型

ヘラ型には、ブラシが存在しておらず、先端部分がヘラのような形になっています。ヘラの部分はプラスチックやラバー製で、一見すると何に使用する器具なのかわからないのではないかと思います。一度に広範囲の汚れを除去できる反面、ブラシがないので舌の表面の溝のお掃除には不向きです。

 

ブラシとヘラが一体化している製品もあります。

 

舌ブラシの正しい使い方

 

舌ブラシで舌をお掃除する際には、まず、お口の中を軽く湿らせてください。舌が乾燥していると、舌ブラシの刺激で炎症を起こしてしまう場合があるからです。舌ブラシも水で濡らしておくとよいでしょう。歯磨き粉を使用する必要はありません。

 

舌ブラシを喉の方へと挿入し、舌の奥の方から手前に引くような形で動かしてください。歯ブラシによるブラッシングのように往復運動をすると、舌の表面に付着した汚れを喉の奥に押し込んでしまうため、舌ブラシは必ず「奥から手前」に動かすことが大切です。

 

面倒に感じるかもしれませんが、1回1回丁寧に、この動作を反復してください。ゴシゴシと乱暴に前後運動を繰り返すと、風邪などの感染症リスクが上昇しますので注意しましょう。

 

舌磨きの注意点

 

舌の表面の汚れを取り除く舌磨きでは、以下の点に注意する必要があります。

 

歯ブラシで磨いてはいけない

 

歯ブラシによる舌磨きは、多くの人が犯しがちな過ちです。歯磨きのついでに歯ブラシで舌磨きまでしてしまえば時間も手間も省けますが、舌の健康にはよくないので注意してください。そもそも歯ブラシは、人体で最も硬いエナメル質を磨くためのものであり、やわらかくて敏感な舌を磨くためのものではありません。

 

研磨剤が配合された歯磨き粉を使っている場合は、なおさら舌の健康によくないので、舌は必ず舌ブラシで磨くようにしましょう。

 

舌磨きは強すぎず!舌は傷つきやすい

 

これは歯磨きにも言えることですが、ブラッシングの際にゴシゴシと強圧で磨くのはよくありません。とくに舌は傷つきやすい器官なので、やさしくブラッシングするよう心掛けましょう。舌ブラシによるブラッシング圧が強いと、舌に炎症が起こってヒリヒリするようになります。

 

傷ができて、そこに細菌や真菌が生じるとデキモノができる場合もあります。

 

舌ブラシは定期的な交換が必要

 

舌ブラシも歯ブラシと同様、寿命があります。一見すると清潔に見える舌ブラシも毎日使っていれば細菌の温床となりますので、1ヵ月に1回は新しいものに交換してください。もったいないからといって、2ヵ月、3ヵ月と使い続けると、かえって口内を不潔にする可能性もあります。

 

歯科医師おすすめの舌ブラシ5商品

 

ここまで、舌ブラシの使い方や注意点について解説してきました。最後は、歯科医師が推奨する舌ブラシを5つご紹介しますので参考にしてください。

 

ライオンNONIO 舌クリーナー

 

NONIOは、ライオンが開発した口腔ケア用品のシリーズで、歯磨き粉、マウスウォッシュ、歯ブラシ、ホワイトニンググッズなど、幅広い商品がラインナップされています。「口臭科学から生まれた」という触れ込みからもわかるように、NONIOの製品には口臭ケアを第一に考えているという特徴があり、その点は舌クリーナーでも例外ではありません。

 

ブラシとヘラの両方を備えた舌ブラシで、汚れの除去効果は比較的高いといえます。

 

サンスターバトラー やさしい舌ブラシ

 

サンスターが販売している「やさしい舌ブラシ」は、その名の通りブラシの部分がやわらかく、舌をやさしく磨けます。ヘッドの部分は小さめに作られており、女性でも無理なく使用可能です。舌をできるだけ傷つけたくないという方におすすめの舌ブラシです。

 

デンタルプロ舌ブラシ

 

デンタルプロが提供する舌ブラシは、舌触りのよい超ソフト毛が特長の製品です。一般的な歯ブラシのやわらかめよりもさらにソフトなので、気持ちよく舌磨きができます。ヘッドの部分が薄型なのも取り扱いやすく、初めて舌ブラシを使う方におすすめの製品です。

 

サンスターガム歯周プロケア 舌ブラシ

 

サンスターの「ガム歯周プロケア・舌ブラシ」は、ブラシとヘラがリバーシブルになっているタイプの舌ブラシです。ブラシはやわらかめで舌への刺激が少なく、ヘラの部分は比較的大きく、一度に広範囲の汚れを取り除けます。舌苔に潜む歯周病菌を除去できるので、歯周病の予防や症状の改善に寄与します。

 

歯周病にかかりたくない方は、予防専用でこの舌ブラシを使ってもよいでしょう。

 

川本産業マウスピュア フレッシュメイトK

 

川本産業のマウスピュア フレッシュメイトKは、極細毛のねじりブラシが特長の舌ブラシです。 舌の表面の汚れをからめ取るように除去できます。介護の現場でも広く活用されている、扱いやすい舌ブラシです。

 

まとめ

 

舌の表面には汚れがたまりやすく、何もせずに放置をすると、さまざまな病気を誘発する場合があるので、舌ブラシによる舌磨きを、毎日のケアに組み込むことをおすすめします。舌ブラシには、いろいろな製品があり、それぞれで期待できる効果や使用方法も異なるので、自分に合った製品を見つけて使用されるとよいでしょう。

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