歯磨きでは落とせない汚れとは?落とし方も教えます!


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歯の汚れの種類
歯の汚れは、大きく次のような5つに分けられます。
食べかす
歯並びや歯茎の状態によっては、歯列内に食べかすがたまりやすくなります。特に歯と歯の間の距離が微妙に開いているようなケースでは、歯間部に食べ物の断片が溜まりやすくなっているため要注意です。
食べかすには、糖質やタンパク質など、口内細菌のエネルギー源となる栄養素が豊富に含まれており、口腔衛生状態を低下させる主な要因になります。
歯垢
歯垢はプラークとも呼ばれる汚れで、唾液の成分と細菌によって構成されています。病原性を持ち、虫歯や歯周病のリスク因子として有名です。水分が多く、表面は白色を呈しています。
歯石
歯石は歯垢が石灰化作用を受けて石のように硬くなった物質です。唾液が分泌される唾液腺の近くに形成されやすく、表面がザラザラしているので、虫歯菌や歯周病菌の温床となることが多くあります。歯石自体に病原性はないのですが、そこに歯垢が付着したり、細菌が住みついたりすると、虫歯や歯周病のリスク因子となります。
バイオフィルム
バイオフィルムは、歯の表面を覆っている薄い被膜です。基本的には無色透明で、肉眼で確認することはできません。歯の表面にはもともとペリクルと呼ばれる被膜が存在しているのですが、そこに細菌が住みつくことでバイオフィルムに変化し、病原性を持つようになります。
ステイン
ステインは歯の着色汚れです。歯の黄ばみや黒ずみの多くはステインであり、口元の審美性を大きく低下させる要因にもなっています。歯垢や歯石に色素が沈着してステインとなっているケースもあれば、歯の内部にまで汚れが浸透しているケースもあります。
歯磨きで落とせる汚れ
歯の汚れの主な種類をご説明しましたが、その中で歯磨きで落とせる汚れはどれほどあるのでしょうか。
基本は歯垢、食べかすのみ
歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどを用いて落とせるのは、基本的に歯垢や食べかすなどの汚れだけです。しかも、正しい方法で歯磨きをしないと磨き残しが生じます。
汚れを効率良く落とす歯磨きのコツ
歯の表面の汚れの落とし方にはコツがいります。歯の平らな部分については何も考えずにゴシゴシ磨いてもある程度は落とせますが、歯と歯の間や歯と歯茎の境目などは、工夫をして磨かなければ磨き残しが生じます。できれば、歯科医院での定期検診やメンテナンスでブラッシング指導を受けることをおすすめします。
また、歯ブラシの交換時期や「やわからめ」「ふつう」「かため」といったかたさの違う歯ブラシの使い分けの方法についても、歯磨きのプロフェッショナルケアである歯科衛生士からアドバイスを受けるとよいでしょう。
歯磨きに重曹を使っても大丈夫?
台所やお風呂場といった水回りのお掃除で「重曹」を使うことがありますよね。しつこい汚れも重曹を使えば落とせるため、歯磨きに応用する人も少なくありませんが、専門家からするとあまりおすすめすることはできない方法です。
確かに、重曹には研磨作用などが期待できるため、汚れを効率良く取り除けるのですが、お口の中で使うとエナメル質や歯茎を傷つける恐れがあるのです。歯や歯茎を傷つけない程度にやさしく、繊細に磨くことができれば問題ありませんが、それを毎回のブラッシングで実践するのは難しいでしょう。そこで、歯の汚れを重曹で落とそうとする試みは、あまりおすすめできないのです。
歯磨きで落とせない汚れ
歯磨きで落とせるのは基本的に歯垢と食べかすだけなので、歯石やバイオフィルム、ステインなどはほかの方法で落とす必要が出てきます。たとえば、歯科医院のクリーニングやホワイトニング、セラミック治療などで対応することになります。
次からは、歯科医院のクリーニングやホワイトニングにおける歯の汚れの対応について説明していきます。
歯科医院のクリーニング
歯科医院のクリーニングは、電動のブラシや研磨剤などを使って歯の表面の汚れを落とす処置です。口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士が施術を担当します。
歯科医院のクリーニングで落とせる汚れ
歯科医院のクリーニングで落とせる汚れは、食べかす、歯垢、歯石、バイオフィルム、軽度の着色汚れなどで、落とせる汚れの幅は広いです。
自宅での歯磨きで落とせない汚れに困っている場合は、まず歯科医院のクリーニングを受けましょう。ひと言でクリーニングと言っても、保険診療のクリーニングと自費診療のクリーニングとでは受けられる処置に差があります。保険適応の場合の相場は約3,000円で、自由診療の場合の相場は約5,000円~20,000円です。
1歯1歯ていねいにクリーニングしてもらいたい場合は、十分な時間とさまざまな薬剤や器材を使用して行われる自費診療のクリーニングがおすすめです。
歯科医院のクリーニングで落とせない汚れ
歯科医院のクリーニングも決して万能ではありません。たとえば、進行した歯周病によって歯と歯茎の境目に深いポケットが形成され、その中に堆積した歯石はクリーニングでは落とせません。ルートプレーニングと呼ばれる歯周病治療でなければ、安全には取り除けないのです。
また、歯の内部にまで入り込んでしまった色素は、クリーニングで落とすのは困難です。なぜなら、クリーニングはあくまで歯の表面の汚れを落とすにとどまる処置だからです。その場合は、ホワイトニングが有効です。
ホワイトニング
歯科医院で受けるホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素といった漂白剤を用いて、歯を白くする処置です。
歯の内部に沈着した色素も落とせる?
私たちの歯は人体でもっとも硬いエナメル質に覆われており、表面はツルツルしています。口腔ケアを十分に行っている人の歯は光を反射するほどつやがありますが、光学顕微鏡で観察すると目には見えない穴が無数に開いているのがわかります。
色素の強い食品を習慣的に摂取していると、その穴に色素の強い食品の汚れが入り込んで歯の黄ばみや黒ずみが生じます。歯科医院のホワイトニングはそうした歯の内部にまで浸透し、色素を化学的に分解・除去することで歯が持つ本来の白さまで回復させることができます。
歯科医院のホワイトニングは自費診療となり費用は約10,000円以上はかかります。
ホワイトニングサロンで手軽に汚れを落とす
歯科医院のホワイトニングであれば、歯の内部にまで沈着した色素も安全に取り除けますが「費用が高い」というデメリットをともないます。そうした経済的な負担を減らしつつも、歯磨き以上の汚れの除去効果を得たいという方には、HAKARAセルフホワイトニングがおすすめです。
多くのホワイトニングサロンは、歯科医院のクリーニング同様に歯の表面の汚れを落とす程度の効果しか期待できませんが、HAKARAセルフホワイトニングは、歯科医院のホワイトニングと同じメカニズムで歯を白くするので、5,000円前後の料金で歯科医院の施術に匹敵するくらいのホワイトニング効果が得られます。
世界特許申請中のHAKRAセルフホワイトニングのメカニズムを一挙公開!
まとめ
このように、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシではどんなに頑張っても落とすことが難しい汚れがあります。そうした汚れは歯科医院でのクリーニングやホワイトニング、ホワイトニングサロンが提供しているセルフホワイトニングなどを活用しながら上手に取り除いていきましょう。
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